【テレビ作品】


昭和55年2月24日(日)放映


古代史スペシャル 聖徳太子〜悲劇の巨人〜


「仏教公伝」


フジテレビ 
16時20分〜17時40分(80分)カラー作品


【出演】

岸田森(欽明天皇)観世栄夫(曽我稲目)原田美枝子(膳妃)菅野忠彦(聖徳太子)


【解説】


日本史上最も有名な歴史上の人物、聖徳太子の実像にせまるスペシャル番組。
座談会とドラマの二部構成で、座談会では、新たな聖徳太子論を唱えていた梅原猛や、
日本騎馬民族征服説を唱えた考古学者、江波波夫らが参加している。

ドラマ部分は「仏教公伝」と、「聖徳太子と膳妃の死」の2本で構成された。
「仏教公伝」は、聖徳太子と切り離せない仏教伝来のいきさつのドラマ化で、岸田森はこちらに出演している。
また「聖徳太子と膳妃の死」は、聖徳太子の死を描いている。
こちらは、文学座研究所で岸田森と同期だった菅野忠彦が聖徳太子、膳妃を原田美枝子が演じている。


【岸田森の役】

欽明天皇


歴史上の人物。初めて朝廷に、仏教が百済から渡来したとき(仏教公伝)の天皇。







昭和55年3月5日(火)〜3月25日(火)


あいつと俺

全4話


東京12チャンネル放映毎週火曜日放映
20時00分〜20時54分(54分)カラー作品


【レギュラー出演】

川谷拓三(峰山凡太郎)清水健太郎(山田平太)伊藤咲子(中村ジュン)岸田森(花形チーフ)草野大悟(矢島編集長)
多宮健二(重久刑事)伊沢一郎(松本キャップ)桂木梨江(植田リエ)谷崎弘一(谷やん)谷口美由紀(みよちゃん)
林幸一(浦野刑事)金田正樹(村尾刑事)大柴亨介(寺田刑事)高村蓮太郎伴淳三郎(東兵衛)



【解説】

勝プロダクション製作の刑事ドラマ。
今まで『座頭市物語』『新座頭市』(昭和491974 年〜昭和541979 年)シリーズ等の時代劇を作り続け、
評価の高かった同プロダクション初の現代劇テレビシリーズ。
捜査一係のベテラン刑事、峰山凡太郎に名脇役川谷拓三が扮し、初の主役に挑戦。
また、相棒の新人刑事、山田平太には清水健太郎が扮する。
風采が上がらず、出世に無関心な凡太郎は、
その人間的な温かさを見込まれて、日本中何処へでも出張する「出張刑事」として活躍、事件を解決してゆく。
ドラマを重視して、アクションに頼らない人間味あふれたストーリー展開を目指して製作された。
後に勝プロダクションで製作される『警視-K』(昭和551980 年)と基本的なコンセプトは似通っている。
売りは、本格的な地方ロケを多用したことで、
第1話では、北海道野付半島別海町尾岱沼に2週間もロケーションを行うなど、
初の現代劇に賭けるプロダクションの意気込みはすさまじかった。
だが、視聴率は2パーセント台を低迷、全26話の予定で製作を始めたが、わずか4話で打ち切られてしまう。
5話以降も撮影に入っており、結局は全12エピソード製作された。
残りの8エピソードは、昭和59年3月21日の午前中から、テレビ東京の再放送枠で放映されている。
ほかのレギュラーは、二人に好意を持ち、取材と称して追い掛け回す中村ジュンに、歌手の伊藤咲子が1年ぶりのカムバック。
また、主役二人の上司、花形チーフに岸田森、松本キャップに伊沢一郎、二人の行きつけのラーメン屋の主人東兵衛に伴淳三郎。
六月劇場の草野大悟も、中村ジュンの上司矢島編集長役でレギュラー出演。
他に勝アカデミーの卒業生たちも刑事役などで出演している。
尚、製作中は『青空刑事』というタイトルだった。


【岸田森の役】

花形チーフ

捜査一課きっての腕利き刑事。
キザでダンディー、人を人とも思わない。凡太郎(川谷拓三)とは対照的に、出世欲に凝り固まっている。
黒ずくめで、幅の細いサングラスをかけて厳しい雰囲気を出している。 基本設定はこの通りだったが、この雰囲気を壊し、時々演じられるコミカル気味な演技が面白い。
岸田森は、結構やりたい放題の芝居をしている。
勝プロダクション制作作品では、唯一のレギュラー出演。『
警視-K』の再評価が進む今こそ、もう一度評価して欲しい番組の一本。




【各エピソード解説】

第1話「男、オホーツクに消える −北海道−」 第2話「しなやかなライフル魔 −九十九里浜−」第3話「母さんを追うんだ −丹沢 大山−」
第4話「赤い傘の犯行 −安曇野−」(最終話)  



関連作品



勝プロダクション

座頭市と用心棒 (昭和45年1970
子連れ狼 三途の川の乳母車 (昭和47年1972
子連れ狼 親の心子の心 (昭和47年1972
唖侍 鬼一法眼 第2話「くちなしの子守唄」(昭和48年1973
御用牙 かみそり半蔵地獄責め (昭和48年1973
座頭市物語 第14話「赤ン坊喧嘩旅」(昭和50年1975
痛快!河内山宗俊 第22話「桃の節句に雪を見た」(昭和51年1976
痛快!河内山宗俊 第26話「無頼六道銭」(最終話)(昭和51年1976
新・座頭市 第2話「父恋い子守り唄」(昭和51年1976
新・座頭市 第19話「越後から来た娘」(昭和52年1978
座頭市物語(3幕9場) (昭和53年1978
鶴八鶴次郎(4幕7場) (昭和53年1978
因果小僧六之助(3幕6場) (昭和53年1978
魂の試される時 全17回 (昭和53年1978
新・座頭市(第二部) 第13話「忠治を売った女」(昭和53年1978
新・座頭市(第3部) 第3話「市の耳に子守唄」 (昭和54年1979
舞台演出 勝アカデミー公演「かもめ」より (昭和55年1980
警視-K 第10話「いのち賭けのゲーム」 (昭和55年1980
時代劇スペシャル「快傑黒頭巾」 (昭和56年1981
時代劇スペシャル「傘次郎・新子捕物日記 夫婦十手(めおとじって)」(昭和57年1982

あいつと俺(未放映分)第5話〜第12話 (昭和59年1984










昭和55年3月8日(土)

土曜ワイド劇場
「結婚しない女 死の羽田発397便」


テレビ朝日放映  
21時02分〜22時51分(109分)カラー作品
監 督野田幸男原 作夏樹静子脚 本茶田才


【出演】


坂口良子(沢田充子)山口果林(沢田吉実)村野武範(加藤英夫)天田俊明(八杉)小林昭二(志村刑事課長)
高橋元太郎(富井刑事)田中恵美本間文子松風はる美井上高志
宮田光勝田久此島愛子立川談四郎小倉雄三
大村千吉若尾義昭鳥巣哲生竜のり子芳良子
遠山朋子三田容子数間正徳大後守柳有
内藤慎一中森いずみ原口祐子岸田森(新川伸男)小林千登勢(新川佐和子)


【物語】


吉実(山口果林)は、のキャリアウーマン。
妹想いで、妹の充子(坂口良子)に以前付きまとっていたプレイボーイの加藤(村野武範)を、強引に別れさせた事もあった。
ある日、充子は姉の吉実が妊娠しているのを知る。
しかも、妹の充子にさえ父親を明かさずに、結婚をしないで子供を育てるというのだ。
充子は、姉の行動が身勝手に思え、思わずマンションを飛びだしてしまう。
翌日、吉実の絞殺死体が名古屋で発見される。
警察の調べで、殺される前日、加藤のマンションを出て来た所を目撃された女が、吉実と同じ服装でしかも左利きだった。
しかし、充子にはその女が姉だとは思えなかった。



【解説】

キャリアウーマンの姉の死を追う妹を描く、夏樹静子原作「結婚しない女」のテレビドラマ化作品。大映テレビが製作した。
ただ子供が欲しいだけだという、キャリアウーマンの合理的な考えが理解できないために起こった殺人の悲劇を描く。
監督は、東映で映画「不良番長(昭和431968 年〜昭和471972 年)」シリーズなどで有名な野田幸男が担当。
この作品は、土曜ワイド劇場「結婚サスペンス」第2弾として放映されたもので、第1弾は「二重結婚 すりかわった女」だった。
このように、土曜ワイド劇場は、この当時、数本単位でシリーズと銘打って放映することが多かった。
土曜ワイド劇場の放映130本目に当たる。


【岸田森の役】

新川伸男

大南精密機器の名古屋支店長。
業者からのリベートを部下の吉実(山口果林)に知られ、脅されて肉体関係を結んでしまう。
だが、彼女から妊娠したと告げられたとき、自らの築き上げた家庭が壊されるのを防ぐために、
妻の佐和子(小林千登勢)と共謀して吉実を殺害してしまう。
最後は、真相を嗅ぎ付けた彼女の妹の充子(坂口良子)を殺害しようとして警察に捕まる。
前半は実直そうな役柄だが、殺人の種明かしが始まってからは神経質でおどおどした芝居へと変化するという、
一つのエピソードの中で、極端変える演技を見せた。



関連作品


土曜ワイド劇場

土曜ワイド劇場「青春の荒野」 (昭和53年1978
土曜ワイド劇場「歪んだ星座 受験戦争連続殺人」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「白い手美しい手 呪いの手」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場 「死刑台のロープウェイ」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「怨霊!あざ笑う人形 危険な未亡人」 (昭和55年1980
土曜ワイド劇場「怪奇!金色の眼の少女」 (昭和55年1980
土曜ワイド劇場「濡れた心 レズビアン殺人事件」 (昭和56年1981
土曜ワイド劇場 「殺しの連鎖反応 −努力しないで出世した男−」(昭和58年1983









昭和55年3月11日(火)


騎馬奉行

第24話「忠義者は使い捨て」


フジテレビ放映(KTV)  
22時00分〜22時54分(54分)カラー作品
監 督村山新治原 作陣出達朗脚 本結束信二、田上雄


【出演】

市川染五郎(黛内蔵助)地井武男(早瀬大二郎)岡村清太郎(草薙伊織)大場順(阿久津源)伊東四郎(手塚雲平)
夏目雅子(みぎわ)千うらら(さわ)荒谷公之(捨吉)石原初音(おみわ)文野朋子
堀田真三田川勝雄名護屋一山本緑波すずめ
梅原正樹城海峯木村修高野隆志佐藤勉
岸田森(安藤主膳)小栗一也(定吉)小林昭二(ナレーター)  


【物語】

二年前に、五千両を強奪して隠したまま島流しになっていた捨吉(荒谷公之)が島抜けをした。
捨吉は、一旦は火盗改めたちに追い詰められるが、からくも逃れ、旗本安藤主膳(岸田森)の屋敷に逃げ込む。
捨吉は、安藤への忠義心を抱いていた。
しかし、その安藤は、女中のおみわ(石原初音)と捨吉が恋仲なのを利用して、
五千両のありかを聞き出そうとしていたのだった。


【解説】

徳川十三代将軍家慶の時代に、町奉行や寺社奉行のいずれにも属さない火盗改め方が、
騎馬奉行として江戸の無法者を退治する、陣出達朗の同名小説のテレビシリーズ化。
仲間も殉職してしまうような火盗のハードな雰囲気に、
内蔵助の妻、みぎわ(夏目雅子)らのソフトな雰囲気が混在するシリーズだった。
主役の騎馬奉行所長官・黛内蔵助に、民放初出演の市川染五郎。
ほかに夏目雅子、伊東四郎、岡村清太郎、地井武男、大場順、加藤武、志賀勝、笑福亭仁鶴、千うらら、池波志乃、丹波哲郎など。


【岸田森の役】

安藤主膳

旗本だが、五千両強奪事件の首謀者。
自分に忠義を尽す捨吉(荒谷公之)が、女中おみわ(石原初音)と恋仲なのを利用して、
盗みを強制させるという卑劣な手を使う。
火盗改めに追い詰められ、最後には、忠義を悪用していた捨吉に刺し殺される。
岸田森は、鬘に白髪を混ぜ、落ち着いた雰囲気で、多少年齢の高い役作りをしていた。







昭和55年5月11日(日)〜10月5日(土)放映


猿飛佐助 全17話


日本テレビ毎週日曜日放映
20時00分〜20時54分(54分)カラー作品


【レギュラー出演】

太川陽介(猿飛佐助)宍戸錠(三好清海入道)秋野暢子(ホタル)倉田保昭(霧隠才蔵)川崎麻世(真田幸村)




【解説】


マンガや講談、小説で御馴染みの、猿飛佐助の活躍を描く一話完結の娯楽時代劇。
若い視聴者を意識して、主役に太川陽介、川崎麻世を配し、青春時代活劇として製作された。
当時、日本テレビが高視聴率のNHK大河ドラマの裏番組として制作していたシリーズ。
前作『西遊記U』が健闘したために、その路線を引き継ぎ特撮を駆使した忍術を見所にして制作された。
しかし、次回作『西遊記V』(実際には製作されず)までの、ナイター期間のつなぎとしての放映だったために頻繁に中断し、
全17話を放映するのに22週間かかってしまう。
そのために、作品の出来は及第点にもかかわらず、残念ながら視聴率的には苦戦を強いられた。
その他のレギュラーに 小池朝雄(服部半蔵)、岸田森(大久保長安)、下元勉(真田昌幸)、西村晃(徳川家康)、
おりも政夫(由利鎌之助)、井上望(香織)、なべおさみ(穴山小助)、浜田光夫(筧十蔵)、
鶴田忍(三好為三入道)、川崎龍介(豊臣秀頼)らが出演している。


【岸田森の役】

大久保長安

歴史上の人物で、江戸時代初期の国奉行、金山奉行。
かなり史実とは違った描かれ方をしており、大久保が巨大軍船を製造するというのはフィクション。
もちろん、最終回のような死に方もしていない。
策士然とした役割を的確に果たしており、
服部半蔵役の小池朝雄と登場する事が多く、息の合った演技を見せてくれる。
大久保長安の軍資金調達の話が何回か描かれている事でわかる通り、金の力を武力よりも信奉、
行動派の半蔵とは対照的なキャラクターとして描かれた。
登場シーンは全般的に少ないのが残念。
ただし、短いからと言って決して手を抜いていないのはさすがに岸田森。
毎回脂の乗った演技を見せてくれる。
セミ・レギュラーという扱いでの出演。
4,14,16話以外は全話出演している




【各エピソード解説】

第1話「甲賀忍法 飛龍昇天」 第2話「甲賀忍法 風遁忍び凧」第3話「甲賀忍法 火遁の術」
第4話「甲賀忍法 化け返し」第5話「甲賀忍法 火炎大車輪」第6話「巨大軍船の恐怖」
第7話「とべ!埋蔵金作戦!」第8話「母君救出作戦 八丁跳び」第9話「御用金作戦 大山津波」
第10話「大三角帆作戦 回転飛行」 第11話「甲賀忍法 風神火傘」第12話「甲賀忍法 火炎襖」
第13話「甲賀忍法 人間戦車」第14話「甲賀忍法 火遁紅蓮陣」 第15話「甲賀忍法 人鷲」
第16話「甲賀忍法 噴射火龍」第17話「佐助よ!永遠に…」(最終回) 






昭和55年6月4日(水)


特捜最前線

第165話「隣にいた絞殺魔!」


テレビ朝日放映  
22時00分〜22時54分(54分)カラー作品
監 督天野利彦脚 本本田英郎


【出演】

二谷英明(神代警視正)本郷功次郎(橘刑事)横光克彦(紅林刑事)夏夕介(叶刑事)誠直也(吉野刑事)
桜木健一(滝刑事)関谷ますみ(高杉婦警)藤岡弘(桜井刑事)入川保則(上原)大矢梨津子
三川雄三久遠利三水谷敏行梅原正樹小池雄介
五野上力舟久保信之秋野陽介村木勲俵一
生間隆之関田恵子渡辺るみ中江真司(ナレーター)守屋俊志
近藤準岸田森(弁護士・桜井道夫)   


【物語】

ホステス殺しの容疑で起訴されていた上原(入川保則)が、証拠不十分で釈放される。
弁護をしていたのは、桜井刑事(藤岡弘)の兄、道夫(岸田森)だった。
しかし、上原が過去にも同じような手口で無罪になっているのを知る桜井刑事は、
控訴期限が切れるたった14日の間に証拠をつかもうと、違法すれすれの捜査をする。
だか、このやり方がマスコミに知れてしまい、自宅謹慎になってしまう。
桜井は、警察を免職になったと偽り、再び上原に接近してゆく。



【解説】

神代警視正(二谷英明)率いる特命課の活躍を描く長寿刑事ドラマ。
このエピソードでは、法を犯しても犯人を追い詰めてゆく、桜井刑事の熾烈な執念を描いている。
今回主役の桜井刑事(藤岡弘)は、昭和531978 年に一旦転勤という事になっていたが、
一年後に復帰、後に番組黄金時代の一翼を担ってゆくことになる。


【岸田森の役】

桜井道夫

第20話「刑事を愛した女」(昭和521977 年放映)に引き続き、『特捜最前線』岸田森2度目の出演。
今回は、桜井刑事(藤岡弘)の兄という役での登場。
法廷では、証言者に嫌がられるくらいに非情な質問を繰り出す。
本来は教えてはならない情報で、影から弟の違法捜査を助ける優しさを見せるが、
兄弟の間はあまりうまくいっていない事を暗示させている構成だった。
スーツ姿で、裁判所から出る時にも帽子を持つというダンディーなイメージで、
前回登場した本田検事の時よりも幾分静かに、じっくりと演じている。
水筒に酒を入れて持ち歩くなど、いかにも岸田森らしい役作りだ。



関連作品

特捜最前線 第20話「刑事を愛した女」 (昭和52年1977
特捜最前線 第194話「判事、ラブホテル密会事件」 (昭和56年1981








昭和55年7月19日(土)


熱中時代(第2部)

第3話「早くも恐怖の通信簿」


日本テレビ放映(ABC)  
21時00分〜21時54分(54分)カラー作品
監 督梅谷茂脚 本布施博一


【出演】

水谷豊(北野広大)太川陽介(天城育民)高田早苗(立花美幸)秋野大作(田丸邦彦)山口いずみ(風見玲子)
木内みどり(奥田朝)蟹江敬三(佐藤忠信)峰竜太(桜井音松)小松方正(安達教頭)福田公子(下山の義母・しげ)
岸田森(下山修)佐藤京一(大沢)池田秀一(松木)西川ひかる(母親)火野捷子(母親)
辻村眞人(父親)執行佐智子(前田先生)岡崎聡子(松崎端江)中野遊(井原先生)井上れい子(下山の妻・朋子)
柄沢英二(先生)西尾徳(先生)草笛光子(天城綾子)船越英二(天城順三郎) 


【物語】

一学期も終りに近づき、広大(水谷豊)は、通信簿の作成におおわらわだった。
だが広大は、前任の下山先生から引き継いだばかりで、悩むことばかりである。
しかも、広大の見る生徒たちの様子と、下山がつけた生徒たちの評価は、まるっきり違っていた。
広大は意を決して、宮城県の山奥まで、前の担任下山(岸田森)に会いに行くことにする。



【解説】

「フィーバー」の流行語を生み出した大ヒットシリーズ『熱中時代』(昭和541979 年)の続編。
北海道からやってきた、欠員補充でやっと小学校の教師になれた三流大学出身の北野広大(水谷豊)の奮闘ぶりを描く。
第2部は、一旦兄の病気等で故郷北海道に帰り、酪農をしていた広大が、
再び順三郎(船越英二)に二年三組の担任に迎えられるところから始まった。
第1部で担当していた3年生よりも、1年下の2年生を担当させ、野外ロケを多用したところが前作との違いだ。
当時、中学生活を描く『三年B組金八先生』も大ヒットしており、先生を主役に学校生活を描いたドラマが多数製作された。



【岸田森の役】

下山修

北野広大(水谷豊)が担任に迎えられた二年三組の前担任。
教育に情熱を失い、学期の半ばに教職を辞め、宮城県の山奥、作並温泉の老舗旅館に婿養子に行ってしまう。
作並温泉に来てからは、いつも釣りばかりで世捨て人のように引きこもっていた。
だが、熱心な広大に会い、ふたたび以前の情熱を取り戻してゆく。
水谷豊とのコンビも抜群の仕上がり。
川に飛び込んだり、温泉で唄いながら手紙をやりとりしたりと、やりたい放題の楽しい演技を見せてくれる。
ちなみに、下山先生の名前は、クレジットでは「修」だが、ラストで手紙が読まれるときには「修一郎」と読まれていた。


関連作品

水谷豊

鬼輪番(昭和49年1974
傷だらけの天使 全26話(昭和49年1974
影同心U 第24話「そして影は去った!!」(最終話)(昭和51年1976
雑誌記事「続・男の特集 頼れる男の心のうち」 水谷豊/甦る・傷だらけの天使」(昭和52年1977
CM演出 「S&Bスナックチップ」(昭和52年1977
CM企画「S&B」スナックトースト野球篇」(昭和53年1978
CM企画S&Bスナックトースト 外野フライ篇(昭和54年1979








昭和55年8月2日(土)


土曜ワイド劇場

「怨霊!あざ笑う人形 危険な未亡人」


TBSテレビ放映  
21時02分〜22時51分(109分)カラー作品
監 督富本壮吉原 作/脚 本押川國秋


【出演】

松原智恵子(井関久美)横内正(北原俊彦)岸田森(野々村清)滝田裕介(広田常務)長谷川哲夫(井関順一郎)
風見章子(スミエ)岡江久美子(磯村良枝)早川雄三樋浦勉中康次
白石のり子五十嵐理恵長門裕之(大塚刑事)  


【物語】

海外出張に行っていた井関順一郎(長谷川哲夫)は、帰国予定日になっても帰ってこなかった。
しかも、自宅付近で交通事故死しているのを発見される。
警察では他殺の疑いがあると捜査を始めた。
妻の久美(松原智恵子)は、夫が殺された理由を探るために、
広田常務(滝田裕介)や、同僚の北原(横内正)、野々村(岸田森)らに事情を聞く。
そんな時、野々村がマンションから転落死する。
野々村の部屋からは、順一郎のカバンと密輸ダイヤが見つかった。
順一郎と野々村が共謀してダイヤ密輸をしていたように見えたが、
大塚刑事(長門裕之)は、これが事故ではなく他殺だとすぐに見抜く。
その頃、順一郎が車に轢かれた時に持っていた、娘への土産の人形が、まるで生命を持っているように動き始めた…。



【解説】

円谷プロダクションが製作した、土曜ワイド劇場の第3弾。
サスペンスとして製作されているが、殺された男が持っていた人形が復讐を遂げるという、ホラーテイストの作品。
前作
「白い手美しい手 呪いの手」(昭和541979 年8月4日放映)に続く、
長門裕之が演じる大塚刑事が登場するシリーズの第2作目に当たる。
円谷プロダクション製作の作品は、原作物が多い土曜ワイド劇場にしては珍しくオリジナル物で勝負している。
昭和551980 年7〜8月に放映された5本は「怪奇シリーズ」と銘打たれ、このエピソードは「第二夜」として放映された。
ちなみにほかの4本は「悪魔の花嫁 呪われた百物語」「恐怖の人喰い鱶 鱶女」「幽霊に抱かれた女 死者からの贈り物」
「京都妖怪地図 嵯峨野に生きる900歳の新妻」と、タイトルからして錚々たるラインナップだ。



【岸田森の役】

野々村清

殺された井関順一郎(長谷川哲夫)の勤めていた、オリエンタル通商の経理係長。
北原(横内正)とともに3億円のリベートを横流ししていたが、
それを順一郎が極秘に調査した事を嗅ぎ付け、自動車事故に見せかけて殺す。
しかし、何らかの理由で北原から煙たがられ、転落事故を装って殺されてしまう。
このエピソードで、岸田森はあまり表情を出さずに、目を見開いたような変わった演技をしていた。
セリフの間も独特で、コミカルな感じさえする。
ゴシックホラーの雰囲気を出すために、このような演技をしたのかもしれない。


関連作品

土曜ワイド劇場

土曜ワイド劇場「青春の荒野」 (昭和53年1978
土曜ワイド劇場「歪んだ星座 受験戦争連続殺人」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「白い手美しい手 呪いの手」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場 「死刑台のロープウェイ」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「結婚しない女 死の羽田発397便」 (昭和55年1980
土曜ワイド劇場「怪奇!金色の眼の少女」 (昭和55年1980
土曜ワイド劇場「濡れた心 レズビアン殺人事件」 (昭和56年1981
土曜ワイド劇場 「殺しの連鎖反応 −努力しないで出世した男−」(昭和58年1983


円谷プロ作品

怪奇大作戦 全26話 (昭和43年1968
帰ってきたウルトラマン 1話〜37話(昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン(映画) (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖 (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」(脚本) (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 次郎くん怪獣にのる (昭和47年1972
ウルトラマンA 全52話 (昭和47年1972
ファイヤーマン 全30話 (昭和48年1973
ファイヤーマン 第12話「地球はロボットの墓場」(脚本) (昭和48年1973
「怪獣供養祭」司会 (昭和48年1973
恐竜戦隊コセイドン 第29話「コセイドン緊急出動 果しなき戦い」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「白い手美しい手 呪いの手」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「怪奇!金色の眼の少女」 (昭和55年1980
火曜サスペンス劇場「乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件」 (昭和57年1982
火曜サスペンス劇場 「可愛い悪魔」(昭和57年1982
ウルトラマンA「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」(平成元年1989

「リメンバー!!怪奇大作戦 岸田森・昼下がりのインタビュー!!」(昭和54年1979
空想特撮の名バイプレイヤー 岸田森インタビュー(昭和54年1979







昭和55年10月4日(土)〜11月22日(土)


ピーマン白書

全9話


フジテレビ放映毎週土曜日放映
20時00分〜20時54分(54分)カラー作品

【レギュラー出演】

坂井裕一(夏目三太郎)中条静夫(森武士校長)岸田森(幸田睨教頭)今井健二(山崎豊)ふとがね金太(D・J)
林ゆたか(大野)吉田日出子(Xの声)樋口可南子(美川涼子)ハナ肇(尾崎光)遠藤義徳(川上杉作)
山添三千代(神幸子)柿崎澄子(木下孝子)河端未知(星八百子)比企理恵(花村京子) 



【解説】

『熱中時代』(昭和531978 年〜平成元1989 年)『3年B組金八先生』(昭和541979 年〜平成232011 年)のヒットから始まった、
学園ドラマブームの中で放映された、コミカル学園ドラマ。
異色作中の異色作で、ドラマの発端は、校長の口癖「小学校からやりなおせ!」
これを真に受けた中学生たち25人が、集団で学校から脱走するというもの。
それに若い担任のダメ教師三太郎(坂井裕一)や、Xという謎のぬいぐるみが共に行動する。
不祥事を恐れた学校は、PTAと結託し、親達に制服を着せて登校することでごまかす。
しかし、ラジオのDJが、この事に気づき、何かと番組に取り上げ始めたから学校は慌てだす。
このように、かなり面白いドラマ設定と、
DJふとがね金太の連続テレビシリーズ初出演、樋口可南子が着る山本寛斎モデルの洋服等、見どころはたくさんあったが、
裏番組のために視聴率は予想外に悪く、4〜5パーセントを低迷する。
そのために、全13話の予定が9話に短縮され、しかも本放送時6話で放映中止。
未放映分の
3本は4カ月後の深夜に放映されるという散々たる結果に終わる。
余りにも突然の打ち切りだったために、
テレビ雑誌などでは最終回放映時に、実際には放映延期になる第6話の紹介が載っている程だった。
しかも、途中に2本も臨時の特番を放映したために、6話を放映するのに8週間もかかってしまう。
脚本には佐々木守をメインに、小説「桃尻娘」などで有名な橋本治が参加している。


【岸田森の役】

幸田睨


脱走した生徒達が通学していた杉並八中の教頭。
校長の片腕を自認し、反抗するものは断固として許さない性格。
「わかってない!」が口癖。
口を一直線に結び、般若のような顔をする癖がある。
生活主任の山崎(今井健二)と常に張り合い、あわよくば校長の椅子をと狙っている。
極端にデフォルメされたキャラクターで、生徒達を追いかけるのに、バラエティーに富んだ変装をするのが毎回の見せ場だった。
ただし、何故変装するのかは、まったく不明。
岸田森は、非常に楽しんで芝居をしていたようで、悪乗りがすさまじく、
第5話ではなんと女装まで見られる。
番組が打ち切られたのが、本当に残念だ。





【各エピソード解説】

第1話「大脱走!みんなで逃げればこわくない」 第2話「ちょっと待て!ムリな結婚ケガのもと」第3話「SOS!白骨樹林の大遭難」
第4話「先生も生徒がいなけりゃタダの人」第5話「新入部員求む!校内暴力部」第9話「仰げば尊し我が師の恩」(最終回)


関連作品

ピーマン白書(未放映分) 第6話〜第8話(昭和56年1981








昭和55年12月9日(火)


警視-K

第10話「いのち賭けのゲーム」


日本テレビ放映  
21時00分〜21時54分(54分)カラー作品
監 督黒木和雄脚 本石田芳子勝新太郎


【出演】

勝新太郎(賀津勝利)奥村真粧美(賀津正美)北見治一(藤枝庄一)谷崎弘一(谷弘)水口晴幸(水口晴之)
金子研三(辺見俊一)多宮健二(三吉)儘田明松本幸三橋元誠
黒沢正法井上祐二大久保康治原田美枝子(みゆき)小池朝雄(新城警視正)
岸田森(川瀬)草野大悟藤村有弘(影山)若林哲行山本一人
安永憲司工藤啓子(とも子)   


【物語】

賀津(勝新太郎)は、ある日、女子大生みゆき(原田美枝子)と出会い、再会を約束する。
そんな二人のことを、謎の男(草野大悟)が写真に撮っていた。
賀津は、約束の場所でみゆきと再会するが、そこには川瀬(岸田森)という男もいた。
調べてみると、川瀬は影山代議士(藤村有弘)の秘書をしている。これは何かあると、賀津は調査に乗り出した。
みゆきは、親友が代議士に殺された証拠を握っており、それを使って「いのち賭けのゲーム」をしようとしていたのだ。
賀津の事を警察の人間だと知らずに、みゆきはゲームに誘うのだった。



【解説】

勝新太郎主演の刑事ドラマ。
ガッツと呼ばれている正義感の警視、賀津勝利(勝新太郎)は、署長と同格だが現場が好きなために、特別捜査室を持つ変わり者。
部下は、聞き込みの名人谷刑事(谷崎弘一)と、空手の名人水口刑事(水口晴幸)の二人だけ。
豪華なキャンピングカーに娘(奥村真粧美)と二人暮らしをしている。
勝新太郎が『新・座頭市』以来、約1年ぶりに出演したドラマで、
映画『影武者』降板事件の直後だったために、話題には事欠かなかった。
勝新太郎がTVドラマの現代劇初主役作品として、かなり力をこめて製作した。
だが、役者のアドリブを最大限に生かした同時録音主体の特殊な撮影だったために、セリフは聞こえにくくて視聴者からは評判が悪く、
全26話製作の予定が13本で終了してしまう。
そして、勝新太郎の主役シリーズは、この作品が最後になってしまうのだった。
ちなみに、賀津刑事の住んでいるキャンピングカーは、映画『影武者』のロケ用に勝新太郎が特注したものを流用。



【岸田森の役】

川瀬

代議士影山(藤村有弘)の秘書。
脅迫をするみゆき(原田美枝子)の応対を任されるが、結局うまくゆかない。
最後にみゆきを殺害しようとたくらみ、賀津(勝新太郎)達に逮捕された。
ラスト、何故か草野大悟とプールサイドで抱き合って終わる。



関連作品


勝プロダクション

座頭市と用心棒 (昭和45年1970
子連れ狼 三途の川の乳母車 (昭和47年1972
子連れ狼 親の心子の心 (昭和47年1972
唖侍 鬼一法眼 第2話「くちなしの子守唄」(昭和48年1973
御用牙 かみそり半蔵地獄責め (昭和48年1973
座頭市物語 第14話「赤ン坊喧嘩旅」(昭和50年1975
痛快!河内山宗俊 第22話「桃の節句に雪を見た」(昭和51年1976
痛快!河内山宗俊 第26話「無頼六道銭」(最終話)(昭和51年1976
新・座頭市 第2話「父恋い子守り唄」(昭和51年1976
新・座頭市 第19話「越後から来た娘」(昭和52年1978
座頭市物語(3幕9場) (昭和53年1978
鶴八鶴次郎(4幕7場) (昭和53年1978
因果小僧六之助(3幕6場) (昭和53年1978
魂の試される時 全17回 (昭和53年1978
新・座頭市(第二部) 第13話「忠治を売った女」(昭和53年1978
新・座頭市(第3部) 第3話「市の耳に子守唄」 (昭和54年1979
舞台演出 勝アカデミー公演「かもめ」より (昭和55年1980
あいつと俺 全4話 (昭和55年1980
時代劇スペシャル「快傑黒頭巾」 (昭和56年1981
時代劇スペシャル「傘次郎・新子捕物日記 夫婦十手(めおとじって)」(昭和57年1982

あいつと俺(未放映分)第5話〜第12話 (昭和59年1984









昭和55年12月27日(土)


土曜ワイド劇場

「怪奇!金色の眼の少女」


テレビ朝日放映  
21時02分〜22時51分(109分)カラー作品
監 督富本壮吉脚 本若槻文三


【出演】

斉藤とも子(黒須伶子)岩崎加根子(黒須悦子)根上淳(黒須圭一)岸田森(宇田杉男)原知佐子(藤崎葉子)
中島葵(宇田安子)榊原るみ(真理子)伊藤めぐみ(冴子)早川雄三樋浦勉
山本清入江正徳宮沢元長谷川広横田智美
吉田友子中村礼子大久保由美若命真裕子市毛良枝(樋垣政子)
長門裕之(大塚吾郎)    


【物語】

黒須伶子(斉藤とも子)は3歳の時、火事で死んだ両親のばく大な遺産を相続する。
伶子は、母の姉、悦子(岩崎加根子)とその夫、圭一(根上淳)の養女として育てられていた。
だが、この家には叔父、宇田杉男(岸田森)とその妻、安子(中島葵)が同居していて、伶子の遺産を狙っていた。
ある日、安子は伶子を殺そうとして、逆に焼死してしまう。
それは、事件を調べた大塚刑事(長門裕之)にも、まったく見当もつかない殺され方だった…



【解説】

円谷プロダクション製作の、土曜ワイド劇場第4弾。
大塚刑事(長門裕之)が登場する作品としては3作目に当たる。
自分ではそれとは気づかずに超能力を持つ少女、伶子(斉藤とも子)の遺産をめぐって繰り広げられる事件を描く、オリジナルストーリー。
土曜ワイド劇場の第167作目にあたり、「年末怪奇特選!」と銘打って放映された。




【岸田森の役】

宇田杉男

主人公伶子(斉藤とも子)の叔父で、ばく大な遺産を独り占めにしようと、妻の安子(中島葵)とともに伶子の殺害を企てる。
最初の内は、伶子を自殺に追い込もうと色々な心理的圧迫を加えてゆく。
最後には直接行動に出て、伶子を守っていた母親の霊によって焼き殺された。
岸田森が得意な、陰湿で切れ者役を伸び伸びと演じている。
静かに名前を呼びかけながら、寝ている伶子を殺そうとするシーンの独特な演技は岸田森ならでは、異様な迫力を生んでいた。
円谷プロダクション製作の『土曜ワイド劇場』出演作3本の中では、一番活躍するシーンが見られる。



関連作品

土曜ワイド劇場

土曜ワイド劇場「青春の荒野」 (昭和53年1978
土曜ワイド劇場「歪んだ星座 受験戦争連続殺人」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「白い手美しい手 呪いの手」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場 「死刑台のロープウェイ」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「結婚しない女 死の羽田発397便」 (昭和55年1980
土曜ワイド劇場「濡れた心 レズビアン殺人事件」 (昭和56年1981
土曜ワイド劇場 「殺しの連鎖反応 −努力しないで出世した男−」(昭和58年1983


円谷プロ作品

怪奇大作戦 全26話 (昭和43年1968
帰ってきたウルトラマン 1話〜37話(昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン(映画) (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖 (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」(脚本) (昭和46年1971
帰ってきたウルトラマン 次郎くん怪獣にのる (昭和47年1972
ウルトラマンA 全52話 (昭和47年1972
ファイヤーマン 全30話 (昭和48年1973
ファイヤーマン 第12話「地球はロボットの墓場」(脚本) (昭和48年1973
「怪獣供養祭」司会 (昭和48年1973
恐竜戦隊コセイドン 第29話「コセイドン緊急出動 果しなき戦い」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「白い手美しい手 呪いの手」(昭和54年1979
土曜ワイド劇場「怪奇!金色の眼の少女」 (昭和55年1980
火曜サスペンス劇場「乱れからくり ねじ屋敷連続殺人事件」 (昭和57年1982
火曜サスペンス劇場 「可愛い悪魔」(昭和57年1982
ウルトラマンA「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」(平成元年1989

「リメンバー!!怪奇大作戦 岸田森・昼下がりのインタビュー!!」(昭和54年1979
空想特撮の名バイプレイヤー 岸田森インタビュー(昭和54年1979
































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