【声の仕事】
平成元年1989 4月29日(土)公開
ウルトラマンA
大蟻超獣対ウルトラ兄弟
円谷プロダクション=TBS製作 | 東宝配給 |
上映時間25分 | カラー作品 スタンダード |
【出演】
高峰圭二(北斗星司) | 星光子(南夕子) | 瑳川哲朗(竜隊長) | 沖田駿一(山中) | 山本正明(今野) |
佐野光洋(吉村) | 西恵子(美川) | 中山克己(梶) | | |
【物語】
町中で若い娘達が蟻地獄に引きずり込まれる事件か多発し、TACは調査に乗りだす。
東京の地下に、巨大な蟻の巣を見つけたTACは、
タックビルドで地下へと向かう。
しかし、超獣の攻撃で身動きがと取れ無くなってしまった。
北斗(高峰圭二)と、南(星光子)は、
救出に向かうために、自ら蟻地獄の中に飛び込んだ。
【解説】
昭和47年に放送された『ウルトラマンA』第5話
「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」(昭和471972 年5月5日(金)放映)を劇場で公開したもの。
平成元年のゴールデン・ウィークに、東宝映画が子供向けに企画した、
「ウルトラマン大会(フェスティバル)」の中の一本として上映された。
このフェスティバルは、
アメリカ、ハンナ・バーベラ・プロダクションと合作したアニメ
『ウルトラマンUSA』を目玉に、
アニメ『ウルトラマンキッズ』、ウルトラマン第20話『恐怖のルート87』(昭和411966 年11月27日(日)放映)が併映されている。
【岸田森の役】
ナレーター
平成21990 年11月23日(金)発売
ウィル・ビントン作品集
「星の王子さま」
タカラ製作 | |
20時00分〜20時55分(55分) | モノラル |
Director | Will Vinton | Novel | Antoine de Saint-Exupery | Writer | Susan Shadburne |
【声の出演】
岸田森(パイロット) | 松野達也(王子さま) | 光丘真理(バラ) | 宮内幸平(王さま) | 増岡弘(うぬぼれや) |
鎗田順吉(実業家) | 北村弘一(灯り番) | 矢田稔(学者)(バラ) | | |
【物語】
砂漠に不時着したパイロット(声・岸田森)は、
小さな王子さま(声・松野達也)に出会う。
王子さまは、三つの火山と、一輪のバラがあるだけの小さな星に住んでいた。
だが、あまりにもバラ(声・光丘真理)がわがままだったために、
困り果てて一人で宇宙旅行に出ていたのだ。
様々な星で、様々な人々と出会った王子は、最後に地球を訪ねたのである。
【解説】
アントワーヌ・サン=テグジュペリの世界的に有名な小説の映像化作品。
粘土による立体造型アニメーションを改良し、
「クレイメーション」として完成させたアニメーター、ウィル・ビントンの短編作品集に
収録されている「星の王子さま」の主役を、岸田森が吹替えたもの。
1979年(昭和54年)に製作された作品だが、
ビデオ、LDが発売されたのは1990年。
死後8年がたっている。
どのような事情かはわからないが、
もしかしたらテレビなどですでに放映されていた原版を元にビデオ/LDが製作されたのかもしれない。
ちなみに、原語版のナレーションは、
『まごころを君に』(1968)でアカデミー主演男優賞を獲得した事がある名優、クリフ・ロバートソンが担当。
【岸田森の役】
パイロット
吹替えというよりは、
モノローグが連続したようなイメージで吹替えられているので、
映像自体は短いが聞き応えがある。
この短篇集には他にも「靴屋のマルチン」「リップ・バン・ウインクル」が収録されているが、
岸田森は「星の王子さま」のみの出演。