昭和46年11月1日(月)〜11月5日(金)放映


第1週(第1回〜第5回)

【物語】

むつ子(林美智子)には将来を約束した恋人、後藤がいる。
両親はこの縁談に反対だったけれども、むつ子の決心は堅かった。
そんな時、後藤が丹毒で息を引き取ってしまう。
しかし、むつ子には、すでに後藤の子が宿っていた。
両親は途方に暮れるが、むつ子は、産んで育てる決心をする。
生まれてくる子のことを考え、両親は守川義平(織本順吉)との縁談を進めようとする。
しかし、むつ子は形だけの結婚に反発した。


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昭和46年11月8日(月)〜11月12日(金)放映


第2週(第6回〜第10回)


【物語】

子供のことを考え、むつ子(林美智子)は守川義平(織本順吉)と、愛のない結婚をしてしまう。
生まれて来た子供は、しず子と名付けられた。
10年が過ぎ、今度は義平の子、義夫を生む。
周囲はこれで名実ともに夫婦になると安心する。
しかし、義平はむつ子に内緒で大金を貯め、母親と共に勝手に家を購入してしまう。
自分勝手なやり方に怒ったむつ子は、とうとう実家に帰った。
離縁は、その直後に成立する。
しかし、離縁の条件は、しず子を義平の元に残すことだった。


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昭和46年11月15日(月)〜11月19日(金)放映


第3週(第11回〜第15回)


【物語】

離婚から10年が経ち、むつ子(林美智子)はスナックのママとして自活、愛人の隅田(岸田森)とともに暮らしていた。
そのころ、義平(織本順吉)のもとで大きくなった義夫(斉藤信也)は、
死んだと聞かされていた母親が生きていると知り、反抗的になる。
義夫の態度に心を痛めた姉のしず子(沢久美子)は、自分の縁談話が持ち上がったのを機会に、
なんとかしようと10年ぶりに母親のむつ子と会う。
しかし、偶然その席に現れた隅田を、むつ子は夫と紹介したため、しず子は席を立ってしまう。



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昭和46年11月22日(月)〜11月26日(金)放映


第4週(第16回〜第20回)


【物語】

娘しず子(沢久美子)の縁談は壊れてしまった。
原因は悪性の遺伝体質だったせいだという。
誤解を解くには、しず子に出生の秘密を明かさなければならない。
むつ子(林美智子)は、意を決して10年ぶりに義平(織本順吉)の家に出向く。
しかし、しず子は二度と来ないでくれと冷たい言葉を投げつけ、むつ子を追い返した。
そのころ、隅田(岸田森)は仕事の関係で鴨川にいた。
そこで偶然義夫(斉藤信也)と出会う。
むつ子の子とは知らずに、隅田と義夫は仲良くなった。


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昭和46年11月29日(月)〜12月3日(金)放映


第5週(第21回〜第25回)


【物語】

隅田(岸田森)を訪ねて鴨川に行ったむつ子(林美智子)は、
そこで息子の義夫(斉藤信也)、娘のしず子(沢久美子)に出会う。
自分を母だと名乗れない辛さとともに、むつ子は鴨川を去る。
そんなとき、義平(織本順吉)が倒れる。
むつ子は、福島へ仕事のために行く隅田を振り切り、一人東京に残った。
義平が今でも気にかけていることを知ったむつ子は、守川家に行くが、しず子に阻まれてしまう。
あっさりと義平がこの世を去った晩、義夫はむつ子を招き入れてくれた。
義夫にとってむつ子は、母親ではなく、やさしいおばさんだったのだ。


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昭和46年12月6日(月)〜12月10日(金)放映


第6週(第26回〜第30回)


【物語】

福島に行っていたはずの隅田(岸田森)が、急に職を辞めて帰ってきた。
むつ子(林美智子)は不信感をつのらせる。
そんな時、義夫(斉藤信也)が急性盲腸炎にかかったという連絡を受けた。
むつ子はたまらなくなり看病に行く。
むつ子の兄、宗次郎は、これが良い機会だと、義夫に母親の真実を話す。
しかし、意外なことに義夫は母を認めなかった。


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昭和46年12月13日(月)〜12月17日(金)放映


第7週(第31回〜第35回)


【物語】

守川家に移り住むために、むつ子(林美智子)は隅田(岸田森)と決別する。
新しい生活に、娘のしず子(沢久美子)とも打ち解け、万事うまく行くように思われた。
しかし、義夫(斉藤信也)の父兄参観の日、義夫はむつ子の出席を激しく拒んだ。
その上、学校を訪れたむつ子は追い返され、ひどく傷ついてしまう。
しかも、隅田からの復縁を迫る電話を、しず子が受けてしまう。
しず子の心もまた傷つけられてしまった。


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昭和46年12月20日(月)〜12月24日(金)放映


第8週(第36回〜第40回)


【物語】

義夫(斉藤信也)と打ち解けようと、むつ子(林美智子)は親子三人で旅行に出た。
親子の仲がうまくゆこうという時に、隅田(岸田森)が原稿を盗用して刑事事件を起こしたことを知ってしまう。
周りからは深入りするなと言われるが、むつ子はいてもたってもいられなかった。
逃亡している隅田の隠れ家にお金を届けに行き、いつのまにか隅田と抱きあってしまう。
そんなむつ子を見るしず子(沢久美子)の視線は冷たかった。


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昭和46年12月27日(月)〜12月31日(金)放映


第9週(第41回〜第45回・最終回)


【物語】

隅田(岸田森)は自首をした。
示談金が50万と聞き、むつ子(林美智子)は義夫(斉藤信也)名義の預金を無断で崩してしまう。
そのことを打ち明けたとき、義夫としず子(沢久美子)は激しくむつ子を責めた。
むつ子は、そのことを苦に失踪、隅田の住んでいたアパートで服毒自殺を図ってしまう。
病院に運び込まれたむつ子に、罪を感じた義夫は、始めて「おかあさん」と呼び掛けた…。


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