第1話〜第10話まで


【物語】

宇宙人の存在を訴え続けた春日一郎博士は、宇宙人に惨殺された。
しかし、博士が発明した光子ロケットエンジンの設計図は、博士の子供五人の体に隠される。
兄弟たちは、自分たちの体にどのような方法で隠されたかが全く判らなかった。
屋敷がチグリス星人に破壊されたとき、兄弟達は秘密を求めて旅に出る。
長いさすらいの後、兄弟達がたどり着いたのは、光子ロケットの格納庫だった。
そして、そこには完成したエンジンがあった。
博士は兄弟達に団結心を教えたかったのだ。
兄弟のさすらいの旅は終わった。


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昭和47年2月6日(日)放映


第11話「ジャンボ星人対ジャイアント仮面」


監 督田村正蔵脚 本佐々木守



【出演】

柴俊夫(春日光二、シルバー仮面)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)松尾ジーナ(春日かるか)
玉川伊佐男(大原道男)岸田森(津山博士)高倉英二(擬斗)小坂生男(特殊演技)加藤寿(特殊演技)
伊藤昂一(特殊演技)北村佳子(津山リカ)森山周一郎(ナレーター)


【物語】

光子ロケットベム1号がついに完成した。
初飛行の日、乗り込もうとしていた春日兄弟たちは、
宇宙工学の権威、津山博士(岸田森)から宇宙基地が音信不通になっていることを聞く。
ベム1号は早速基地に赴くが、そこには巨大な宇宙人サザン星人がいた。
戦いの中ベム1号は大破してしまう。
しかしその時、光二(柴俊夫)は光子エネルギーを浴び、巨大化の能力を手に入れる。


【解説】

番組テコ入れの第一話目。
唐突な慌ただしい展開を見せる。
岸田森の演じる津山博士も、突然登場していきなり春日兄弟達の保護者となってしまう。
まだキャラクターが固まっていないせいか、そつなくこなしているという印象だが、存在感はさすがだ。


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昭和47年2月13日(日)放映


第12話「恐怖のサソリンガ」


監 督田村正蔵脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二、シルバー仮面)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
西恵子(明子)鴨田喜由(黒田)笹川恵三(徳平)伊海田弘(隊長)小坂生男(隊員A)
井口義亮(隊員B)広元冽(若者A)田中正直(若者B)高倉英二(擬斗)加藤寿(特殊演技)
伊奈貫太(特殊演技)戸知章二(特殊演技)森山周一郎(ナレーター)玉川伊佐男(大原道男)岸田森(津山博士)


【物語】

伊豆諸島大島で火山活動を調査していた調査員達が消えた。
現場から地球外の物質が見つかり、津山研究所が調査に乗り出す。
光三(篠田三郎)は一人大島に飛ぶ。
そこには光三が好意を寄せる明子(西恵子)が住んでいた。
しかし、明子は怪獣サソリンガの生け贄になると決まっていた。


【解説】

津山博士(岸田森)は、前半の研究所のシーンに登場する。
第11話〜第13話の3本はまとめ撮りされており、
岸田森の印象は
第11話とほとんどかわらない。
ストーリーとともに、ともかくてこ入れの準備時間がなかったことが伺える。


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昭和47年2月20日(日)放映


第13話「サソリンガ東京猛襲」


監 督田村正蔵脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二、シルバー仮面)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
西恵子(明子)笹川恵三(徳平)鴨田喜由(黒田)広元冽(若者A)田中正直(若者B)
高倉英二(擬斗)加藤寿(特殊演技)伊奈貫太(特殊演技)戸知章二(特殊演技)森山周一郎(ナレーター)
玉川伊佐男(大原道男)岸田森(津山博士)


【物語】

光三(篠田三郎)の必死の活躍にもかかわらず、
明子(西恵子)は仮死状態にされてしまう。
サソリンガを操るローム星人を倒さなければ、明子は元に戻らない。
そしてとうとう怪獣は東京へ現れた。


【解説】

岸田森は、年齢的にはあまりレギュラー達と離れてはいないはずなのに、
リーダーの役を余裕でこなしている。
ラストは兄弟達とゴルフを楽しむ姿を見せた。



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昭和47年2月27日(日)放映


第14話「白銀の恐怖」


監 督山際永三脚 本市川森一



【出演】

柴俊夫(春日光二、シルバー仮面)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
関かおり(アヤ子)中原弘二(支配人)本間文子(老婆)高倉英二(擬斗)加藤寿(特殊演技) 
伊奈貫太(特殊演技)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)


【物語】

以前、知りあった少女アヤ子(関かおり)から、
スキー場へ来ないかという誘いがあった。
光二(柴俊夫)は上越国境スキー場に向かう。
だが、スキーを楽しむ光二達は、突然雪の中に引きずり込まれてしまった。
実際のアヤ子はすでに死んでおり、
東京からシルバー仮面を遠ざけようというノーマン星人の罠だったのだ。
光二を捕らえたノーマン星人は、東京で暴れだした。


【解説】

出だしの霧の中に立つ、宇宙人の雰囲気が印象的な一編。
岸田森はじめレギュラー達は、
第12話第13話の大島に引き続いて、
今度は上越国境スキー場へと乗り込んだ。
珍しい岸田森のスキーシーンが見られる。


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昭和47年3月5日(日)放映


第15話「怪奇宇宙菩薩」


監 督山際永三脚 本市川森一


【出演】

柴俊夫(春日光二、シルバー仮面)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
矢崎知紀(忠二)陶隆(父親)辻伊万里(母親)野口元夫(和尚)大村千吉(村人1)
友野多介(村人2)?名潤一(警官)高倉英二(擬斗)加藤寿(特殊演技)伊奈貫太(特殊演技)
森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)


【物語】

新幹線の脱線事故が起こる。
そして、事故は山の上に立つ菩薩が発した光線が原因だと言う、
忠二少年(矢崎知紀)からの手紙が津山研究所に届いた。
春日兄弟は調査に乗り出す。
忠二の両親はこの事故で死亡していた。
光線を出した菩薩を破壊しようと、忠二は爆弾を仕掛けようとする。
実は、菩薩の中にはボルト星人が潜んでいたのだ。


【解説】

市川森一の思想が色濃く反映したストーリー。
津山博士(岸田森)は、津山宇宙科学研究所内だけの登場。
司令室から兄弟達に指示を出し続けた。


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昭和47年3月12日(日)放映


第16話「爆発!!シルバーライナー」


監 督外山徹脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
高田新(記者A)山本健(記者B)新林イサオ(カメラマン)加藤寿(シルバー仮面)井口義亮(モーク星人)
高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

津山博士(岸田森)の開発した新燃料GP60の助けを借り、
光一(亀石征一郎)は宇宙ロケットベム1号を完成させた。
しかし、実験の途中何者かに破壊されてしまう。
犯人のモーク星人は透明になれるために、
マスコミは光一が津山博士の発明をねたんで破壊したと、誤解して責めたてた。
新たに準備したベム2号も、同じように破壊さてしまう。
しかし、兄弟達は根気強く3号の準備に取り掛かった。
破壊を繰り返していたモーク星人は、
リカ(北村佳子)を誘拐して実験の中止を要求した。


【解説】

2エピソードで描かれる大阪ロケ編。
津山博士(岸田森)が、
娘を誘拐されても宇宙人の脅迫に屈服しない、意志の強さを見せてシーンをさらう。
並の役者がやると臭くなるセリフを、自然にこなす力量はさすが。
岸田森はこういう役が本当に良く似合う。


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昭和47年3月19日(日)放映


第17話「シルバーめくら手裏剣」


監 督外山徹脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
高田新(記者A)山本健(記者B)加藤寿(シルバー仮面)井口義亮(モーク星人)高倉英二(擬斗)
森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

シルバー仮面は、モーク星人との戦いで、閃光を浴び一時的に失明してしまう。
兄弟達は酸素弾を使い光二(柴俊夫)抜きで星人に戦いを挑むしかなくなった。
だが、ピンチに陥ったとき、
決死の覚悟で変身したシルバー仮面のめくら手裏剣が炸裂、辛くもモーク星人に勝利する。
そして念願のベム3号は青空へ打ち上げられた。


【解説】

大阪ロケの後編。
津山博士(岸田森)は、
前編の最後で怪我をしてしまったために
このエピソードでは松葉杖をついている。
ちなみに、差別用語が使われているという事で
「大阪SOS」とサブタイトルが改題されている事もある。


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昭和47年3月26日(日)放映


第18話「一撃!シルバー・ハンマー」


監 督山本正孝脚 本市川森一


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
高野浩幸(山城五郎)川崎桂(五郎の父)加藤寿(シルバー仮面)諏訪竜二(怪獣ヤマシロ)甲斐武(エマー星人)
高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)


【物語】

宇宙パイロットの孤独耐久試験で、
160日間地中のカプセルにこもっていた山城キャプテン(川崎桂)が、怪物に変貌した。
巨大化した怪物は、試験場を壊し逃走するが、
何者かに地下へと引きずり込まれる。
春日兄弟は、山城の盲目の息子、五郎(高野浩幸)の吹くフルートで怪物をおびき寄せようとした。


【解説】

市川森一脚本の、
「シルバー仮面ジャイアント」では珍しくテーマ性が高い作品。
仏教の説話「くもの糸」をモチーフにしており、
孤独を克服しようとするさまざまな登場人物が登場する。
何度も地下に引きずり込まれる怪物や、蓮の花が高温で花開くシーンなど、
宗教的な象徴シーンが続出した。
岸田森の登場シーンでは、 孤独テストの必要性を力説するシーンが、説得力があり印象的だ。


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昭和47年4月2日(日)放映


第19話「逆転シルバー旋風斬り」


監 督大木淳脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
嵯峨善兵(鳥島博士)伊海田弘(黒木)吉水慶(赤松)浜口尚史(白井)加藤寿(シルバー仮面)
久保田鉄男(ギラスモン)高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

父、春日博士のかつてのライバル鳥島博士(嵯峨善兵)が、
春日兄弟の先を越してキュリー星の探検を成功させる。
春日兄弟も、光一(亀石征一郎)の開発したベム5号でキュリー星探検を計画してたころだったので、
その横取りするようなやり方に春日兄弟は怒る。
しかし、鳥島博士が探検中にキュリー星で殺してしまった原生生物は、実は知的生命体だった。
怒ったキュリー星人は、復讐のために怪獣ギラスモンを地球に送り込んできた…。


【解説】

特技監督大木淳が本編も監督した作品。
シリーズのコンセプトが変更になっても、
今はなき父親、春日博士の影響は物語に重くのしかかってくる。
岸田森は、このエピソードでもやはり研究所内での出演。
出演シーンはあまり多くない。


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昭和47年4月9日(日)放映


第20話「必殺!!シルバーミサイル」


監 督大木淳脚 本市川森一


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
加藤寿(シルバー仮面)久保田鉄男(インバス星人)山口千枝(先生)高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)
岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

墜落したジェット機の残がいを体中に張り付けた、インバス星人が出現する。
インバス星人は、もともと半透明の体だが、
マイナスのエネルギーを持っているのでどんなものでも吸い付けてしまうのだ。
春日兄弟達は、完成したベム5号で宇宙人を小惑星に捨てるが、
今度はその惑星の軌道がずれ、宇宙人が東京に落下、暴れだしてしまう。


【解説】

再び大木淳監督の作品。
特撮セットもかなり豪華な出来だ。
何でも吸いつける怪獣というイメージが面白い。
岸田森は、このエピソードでも研究所内のみ。
星人を見ただけでいきなり「インバス星人だ」と言い切ってしまうのが印象的だ。


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昭和47年4月16日(日)放映


第21話「シルバーアローがえし」


監 督田村正蔵脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
テレサ野田(テレサ)加藤寿(シルバー仮面)甲斐武(ガイン星人)高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)
玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

ガイン星人に追われている少女テレサ(テレサ野田)を、光二(柴俊夫)は誤って車で轢いてしまう。
しかし、シルバー仮面に変身して闘っているうちに、少女は消えてしまった。
その話を兄弟にするが信じてもらえず、逆に静養を勧められてしまう。
光二はリカ(北村佳子)とともに、叔父の大原(玉川伊佐男)が共同経営する鴨川シーワールドへゆく。
だが、そこで偶然テレサに再会する。



【解説】

鴨川シーワールドを舞台にしたタイアップ編。
戦うために作られた悲劇を、少女(テレサ野田)と光二(柴俊夫)にダブらせて描く。
このエピソードのみ、岸田森は登場していない。


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昭和47年4月23日(日)放映


第22話「弾丸!!ミサイルキック」


監 督田村正蔵脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
曽根秀介(防衛庁長官)田中康郎(チタン星基地隊長)溝呂木但(所員A)結城千晶(女店員)加藤寿(シルバー仮面)
久保田鉄男(ゾール星人)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

チタン星にある宇宙基地が、凶悪なゾール星人に破壊された。
ゾール星人は、警備の厳重な津山研究所内に偽装したフランス人形を送り込んだ。
地球防衛の要、津山研究所は、フランス人形の破壊工作で大混乱に陥り、
その隙にゾール星人は地球へと侵入してしまう。


【解説】

津山博士(岸田森)は、このエピソードではスイスに行っていることになっていて、
ラストシーンまで登場しない。
スケジュールの関係か、岸田森が唯一登場するラストシーンも、
兄弟たちとはあきらかに別に撮影されている。


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昭和47年4月30日(日)放映


第23話「東京を砂漠にしろ!!」


監 督福原博脚 本市川森一


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
加藤寿(シルバー仮面)萩原紀(フンドー星人)高倉英二(擬斗)塩谷翼(少年)森山周一郎(ナレーター)
岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

フンドウ星人が現れ、光二(柴俊夫)はその手に持つフンドウに苦戦する。
光三(篠田三郎)との特訓で何とか打ち破るが、
その途端ミサイルが飛んできて戦っていた街が消滅してしまう。
戦えば街が消滅し、戦わなければ破壊の限りを尽す。
光二は戦いの方法が見つからずに悩んだ。


【解説】

前半は堂ケ島臨海ホテルとのタイアップ。
守るのも攻めるのも地獄という状況や、
途中シルバー仮面を責めたてる少年は、いかにも市川森一らしい設定だ。
岸田森は、中盤ワンシーンだけに登場。
あまり長くない。


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昭和47年5月7日(日)放映


第24話「標的はあなた!!」


監 督福原博脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
池田駿介(秋山浩)加藤寿(シルバー仮面)萩原紀(ツイン星人)高倉英二(擬斗)藤沢幸雄(所員)
森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

ひとみ(夏純子)の恋人秋山(池田駿一)が、
新開発のレーザーレーダーを持ってアメリカから帰国する。
そのジェット機を狙ってバーナー星人が襲いかかり、駆け付けたシルバー仮面が撃退した。
レーザーレーダーは、秋山の手によって設置され、素晴らしい性能を発揮する。
秋山は、ひとみにプロポーズする。
しかし、その時すでに秋山は、バーナー星人に操られていた。


【解説】

今回も、津山博士(岸田森)は研究所の司令室から外に出るシーンはない。
ただし、今回は時限爆弾を解体したりと、意外に見せ場は多い。


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昭和47年5月14日(日)放映


第25話「輝け!!シルバーレインボー」


監 督田村正蔵脚 本井上愉味子


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
斉藤信也(大原紀久男)藤城尚子(夫人)小松聖子(お手伝い)加藤寿(シルバー仮面)伊奈貫太(アクリオン星人)
高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

鉄を喰うアクリオン星人が出現した。
シルバー仮面は、アクリオン星人に放射能を浴びせられ、療養しなければならなくなる。
大原(玉川伊佐男)の息子、紀久男(斉藤信也)が星人に誘拐されてしまう。
脅迫された大原は、アクリオン星人の言う通りに、シルバー仮面を誘い出してしまう。


【解説】

レギュラーで出演している大原(玉川伊佐男)主演のエピソード。
始めのうちは死の商人という冷酷なキャラクターだったが、
テコ入れ後は主にコメディーリリーフを担当している。
岸田森は今回も司令室の中だけの出演。
登場時間も、あまり長くない。


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昭和47年5月21日(日)放映


第26話「アンドロメダ2001」(最終話)


監 督田村正蔵脚 本上原正三


【出演】

柴俊夫(春日光二)亀石征一郎(春日光一)夏純子(春日ひとみ)篠田三郎(春日光三)北村佳子(津山リカ)
池田駿介(秋山浩)柴田未保子(ドリイ)斉藤信也(大原紀久男)藤城尚子(大原夫人)加藤寿(シルバー仮面)
伊奈貫太(ワイリー星人)高倉英二(擬斗)森山周一郎(ナレーター)岸田森(津山博士)玉川伊佐男(大原道男)


【物語】

地球を侵略に来たワイリー星人が姿を消した直後、謎の宇宙船が現れる。
春日兄弟が乗ったベム5号は宇宙船を即座に撃ち落とした。
だが、宇宙船の乗員は、アンドロメダ星からの平和の使者だった。
兄弟達は最初、信じられなかった。
しかし、再度ワイリー星人が現れたとき、アンドロメダ星人は、
自らの命を賭けて闘い命を落としてしまう。
アンドロメダ星人が残した赤ん坊のリンを届けるために、
兄弟はアンドロメダへの片道30年の旅に出る。
しかし、帰りのことも考えて、
津山博士(岸田森)は自らの娘リカ(北村佳子)、
そして叔父の大原(玉川伊佐男)は、息子の紀久男(斉藤信也)を、一緒に送り出す…



【解説】

スケールの大きい最終話。
津山博士(岸田森)は、叔父の大原(玉川伊佐男)とともに自分の娘をアンドロメダへと送りだす。
二人が帰ってくる時には、自分達はすでにこの世の人ではないとわかっているのにである。
科学者と父親の間を行き来する感情の流れを、見事に表現していたラストシーンが印象的だ。


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