昭和55年10月4日(土)放映


第1話「大脱走!みんなで逃げればこわくない」


演 出倉内均脚 本佐々木守


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)伊東四朗


【物語】

ある朝、杉並八中三年三組の担任、三太郎(坂井裕一)が教室に行くと、出席者はたった5名。
33名が欠席していた。
日頃、校長(中条静夫)に「小学生からやり直せ!」といわれ続けた事を実行に移したのだ。
三太郎は、生徒達を捜しだすが説得に失敗、一緒に旅に出ることになってしまう。





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昭和55年10月11日(土)放映


第2話「ちょっと待て!ムリな結婚ケガのもと」


演 出倉内均脚 本佐々木守



【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)宮口精二(文吉爺さん)
北見治一袋正中吉卓郎田村元治丸山由利亜
門脇三郎加藤茂雄夏木順平草間璋夫若原初子
河合良子有沢まさみ鹿股裕司平井公彦斉藤幸徳
小河麻衣子梅津栄(犬山大学の父)長谷川弘(父親)高橋明(父親)村松克巳(父親)
斉藤晴彦(父親)小篠一成(父親)丸林昭夫(父親)山中康司(父親)井上由紀夫(父親)
関弘子(母親・小林牛太の母)入江若葉(母親)亀井光代(母親)市川夏江(母親)板倉加代子(母親)
矢野泰子(母親)山村哲夫(エックス)川原田新一小田悦代脇谷透
田中美紀豊原功補金谷三奈子新敷浄山崎美夏香
池田和彦竹脇奈緒美庄野たけし石原寛樹 


【物語】

理想の小学校を捜しに旅に出た25名の中学生と教師の三太郎(坂井裕一)とエックスは、山麓町山越村にやって来る。
村人達は落ちこぼれ中学生に押し掛けられて大迷惑。
長老の文吉(宮口精二)の助言で村は戒厳令を敷いてしまう。
そこにやって来た生徒達は、無人の小学校に居座った。
これに困った村民たちは、長老の勧めで村から逃げ出す。そして、残った老人たちは生徒たちを訪ね、みんなを養子にしてしまう。
老人達は、養子になった生徒同士を無理やり結婚させようと企み、驚いた生徒たちは隙をみて這う這うの体で村を脱出する。
長老の策が図に当たり、よろこんでいた老人たちだったが、
そこに連絡を受けた幸田教頭(岸田森)や生徒の親たちが乗り込んできた。
生徒たちは、せっかく脱出した村の小学校に逆戻りしてしまう…




【解説】

宮口精二を招いて、『七人の侍』(昭和29年1954)のパロディシーンが数多く設定されているのが可笑しいエピソード。
岸田森が演じる幸田校長は、中盤、サングラスに黒マスクのバス運転手、という怪しい扮装で登場。
生徒たちを観光バスに拿捕、一気に東京まで連れ帰ろうとする。
だまされた生徒たちから批難を浴びるが、表情一つ変えず、「中学は、教師と子どもたちの戦場だ」と言い切ってしまう。
視線を一切あわさずに、強く言い切る演技は、岸田森の得意なもの。
ここでも効果を上げていた。結局生徒たちには逃げられてしまい、校長たちに言い訳というラストだった。






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昭和55年10月18日(日)放映


第3話「SOS!白骨樹林の大遭難」


演 出高村裕脚 本山田正弘


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)浜村純


【物語】

生徒達は、南アルプスの白骨樹林に迷い込んだ。
前回失敗した幸田教頭(岸田森)にかわり、生活主任の山崎(今井健二)が地元に乗り込が、
遭難救助のめたの費用を聞き尻込みしてしまう。
学生時代、山岳部に籍を置いていた幸田は、旧日本兵の格好をして勇んで救出に向かう。
しかし、誤ってヘリコプターから落っこちてしまい、結局は生徒達と一緒に遭難してしまう。
そのころ、DJ(ふとがね金太)の放送する番組で、一行の遭難が報じられると、番組に続々とカンパが寄せられる。
世間から隠しておきたい校長(中条静夫)たちは、ラジオよりも先に助け出そうと、
残っている生徒や親たちに内職をさせて、なんとかヘリコプターを飛ばす費用をねん出。山崎が救助に向う。
その頃、遭難した生徒たちは、幸田と共に嵐巻き込まれていた…





【解説】

今回も、岸田森は何故か旧日本兵に変装、ヘリコプターで南アルプスへと向かう。
選挙演説のように自分を売り込む、生徒たちへの変な呼びかけが可笑しい。
存分に用意した装備は、忘れたり落としたりして全く役に立たない。
だが、食糧だけは大量に持ち込み、飢えた生徒たちを食糧で釣って中学に連れ帰ろうという、姑息な作戦を展開する。
生徒たちの心に触れて、一瞬改心。
だが「校長にだけはなってみたかった」と泣き出し、自己中心的性格を発揮するのは忘れない。
ラストは、自分で隠しておいた熊捕りの罠に自分が落ちてしまい、一人遭難してしまう。
中盤から生徒たちと一緒なので、かなり出番が多いエピソードだ。




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昭和55年11月1日(日)放映


第4話「先生も生徒がいなけりゃタダの人」


演 出浦谷年良脚 本橋本治


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)緑魔子(稗田あられ)
若宮大祐(大友弥十郎)安部徹(星善之助)汐路章梅津栄(犬山大学の父)長谷川弘(父親)
高橋明(父親)斎藤晴彦(父親)小篠一成(父親)丸林昭夫(父親)山中康司(父親)
井上由紀夫(父親)入江若葉(母親)関弘子(小林牛太の母)寺島信子(母親)市川夏江(母親)
矢野泰子(母親)板倉加代子(母親)山田珠真子(母親)服部良次(八中の先生)高橋みどり(八中の先生)
山村哲夫(エックス)    


【物語】

一行は、担任の三太郎(坂井裕一)の小学校時代の恩師、大友弥十郎(若宮大祐)を頼って宮崎へ行くことになる。
幸い生徒の父親、星善之助(安部徹)の計らいで、フェリーにアルバイトをしながら乗れることになった。
フェリーには、ルポライター稗田あられ(緑魔子)や、女装した幸田教頭(岸田森)が乗り込み、
一緒に大友の経営する井蛙塾へと向かう。
一方、父兄たちはラジオに出演して、生徒たちに直接呼びかけようとする。
真実が漏れてしまうと慌てた先生たちは、PTA会長を送り込み、強引に疑惑を否定した。


【解説】

前回の旧日本兵の格好のまま、白骨樹林からボロボロになって戻ってくる岸田森から始まるエピソード。
岸田森は今回、全部で5種類の扮装を見せる。
生徒達が宮崎へ行くと聞いて、幸田教頭(岸田森)は、
生徒たちに気付かれないように、何故か船のスタッフに女装して後を付ける。
「演劇部きっての性格俳優と言われた事もある」と、ノリノリでの変装だったが、あっさりと生徒に気付かれてしまいがっかり。
その後、宮崎では、何故か赤いふんどし一丁で井蛙塾に忍び込み生徒たちを監視、見つかって大暴れする。
また、ラストでは、何故か井蛙塾の大友(若宮大祐)と同じ格好に意味も無く扮装、
生徒たちがすでに旅立ったと知って、大慌てで立ち去る。
結局、今回は生徒たちを連れ戻そうとはせず、ただ監視していただけだった。
回を追うごとに悪乗りする岸田森が楽しい。


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昭和55年11月8日(日)放映


第5話「新入部員求む!校内暴力部」


演 出高村裕脚 本佐々木守



【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)山口美也子
安達博江角英明横山あきお佐々木敏牧田正嗣
蔵一彦佐藤博岡田潔高橋努和田啓
加藤土代子加川三起藤あけみ富永真知子菊地正之
鈴木博岩谷健司堀広道池田和彦大森直人
本間ますみ高原駿雄(父親)梅津栄(犬山大学の父)高橋明(父親)井上由起夫(父親)
丸林昭夫(父親)長谷川待子(星百合子の母)入江若葉(母親)関弘子(小林牛太の母)山村哲夫(エックス)


【物語】

九州、大熊市の小学生から、一行を迎え入れたいという知らせがラジオ番組に届いた。
番組のメッセージを聴き、喜び勇んだ一行は早速大熊市へと向かう。
しかし、この小学生はニセモノで、一行は大熊中学に監禁されてしまう。
大熊市では、中学生の校内暴力が問題になっていた。
大熊中学では、校内暴力を未然に防ぐために、学校公認の校内暴力部を設立していて、一行はそこに監禁されてしまう。
学校から存在しないと言われている杉並八中の生徒だったら、捕まえて暴力をふるっても問題ないだろうと教師たちも黙認する。
一方、この話を聞きつけた周りの中学も同調、八中の生徒を貸してくれと頼みに来る。
そんな状況を見た校内暴力部は、
自分たちが八中の生徒たちに暴力を振るえば、喜ぶのは教師たちだと悟り、密かに全員を逃がす。


【解説】

当時社会問題になっていた校内暴力を取り上げたエピソード。
岸田森は「教育勅語を復活させる会の会長」という物々しいキャラクターに変装。
和服に帽子、つけひげ、つけまつげにステッキで、ホバークラフトから降りて来る派手な登場ぶりだった。
今回は、山崎(今井健二)に先をこされて、情けなくうろうろするばかり。



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※第6話〜第8話は、4カ月後の昭和56年3月10日(火)〜3月12日(木)に放映。






昭和56年3月10日(火)放映


第6話「カモネギだ この快感がケガのもと!」


演 出浦谷年良脚 本山田正弘


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)ベンガル(足立)
森川正太東八郎森塚敏市原清彦渡辺知子
梅津栄(犬山大学の父)丸森昭夫(父親)井上由起夫(父親)長谷川待子(星百合子の母)市川夏江(母親)
山村哲夫(エックス)    


【物語】

神戸に着いた一行は、無銭飲食で訴えられそうになっていたところを、親切な紳士、足立(ベンガル)に救われた。
だが足立は、杉並八中の生徒たちを利用して詐欺を働こうとする詐欺師だった。
足立は、生徒たちに有名私立小学校を紹介する。
まずは、三太郎(坂井裕一)から入学金として50万円をだまし取る。
そして、杉並八中には、生徒達を誘拐したと脅迫、身代金をだまし取ろうとする…



【解説】

神戸を舞台に、詐欺師に翻弄される大人たちを描く作品。
岸田森は、誘拐された生徒たちを取り戻そうと神戸に乗り込む。
今回は珍しく変装無し。
トレンチコートに帽子姿、サングラスでハードボイル風という、いつもと違いビシッとしたスタイルで乗り込む。
手旗信号を使うという特技を見せるが、何故か赤い色に弱いという弱点も判明。
相変わらず演技はコメディタッチ。足立(ベンガル)に見事にだまさてしまう。
足立との、妙な取引シーンは傑作。




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昭和56年3月11日(水)放映


第7話「幽霊たちの修学旅行 京都で笑え!」


 
演 出倉内均脚 本佐々木守


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)白川和子
新橋耐子本山可久子柄本明近藤準山際忠晴
高原駿雄(父親)梅津栄(犬山大学の父)長谷川弘(父親)高橋明(父親)近藤宏(父親)
斎藤晴彦(父親)山中康司(父親)小篠一成(父親)丸林昭夫(父親)関弘子(小林牛太の母)
入江若葉(母親)長谷川待子(星百合子の母)亀井光代(母親)寺島信子(母親)市川夏江(母親)
山村哲夫(エックス)    


【物語】

杉並八中の生徒たちは、京都へとやって来た。
そこで、生徒達は昔の小学校の担任が京都の小学校に転任していた事を思い出し、訪ねることにする。
一方、杉並八中では、生徒たちの親を自殺した事にして葬式を開いた。
生徒たちを心配させて呼び戻そうという企みだった。



【解説】

残された親たちのドタバタを中心に描くエピソード。
親を演じる芸達者な役者たちの掛け合いが楽しい作品。
ラスト近く、三太郎(坂井裕一)が教育に対して語るシーンが番組内容に比べかなり重く、
シリーズのテーマを視聴者にストレートに投げかけていた。
岸田森が演じる幸田は、今回も変装は無し。
三太郎と連絡をとっていると思いこみ、美川(樋口可南子)に付きまとう。
だが、合気道で見事に投げられ負傷。
その後京都に乗り込み、父兄の集団自殺を生徒たちに涙ながらに伝えるが、
怪しんで後をつけていた美川に企みを暴かれてしまう。
今回は抑えた渋い演技が多いエピソード。




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昭和56年3月12日(木)放映


第8話「我は湖の子 さすらいの」


 
演 出高村裕脚 本佐々木守


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)寺田農(水沼)
絵沢萌子坂本長利阿部希郎沢柳迪子高原駿雄(父親)
長谷川弘(父親)村松克己(父親)丸林昭夫(父親)井上由起夫(父親)白川和子(母親)
入江若葉(母親)関弘子(母親)板倉加代子(母親)山田珠真子(母親)大原穣子(母親)
山村哲夫(エックス)    


【物語】

琵琶湖畔にやって来た一行は、小学校教諭、水沼(寺田農)が立てた看板を見つけた。
そこには、湖小学校を訪ねて欲しいと書かれていた。
水沼は、自らの理想の教育実践を、杉並八中の生徒で試そうとしていたのだ。
だが、それは体罰による教育だった。
体罰される中学生たちを見た湖小学校の生徒たちは、恐ろしがって急に勉強をするようになる。
一方、杉並八中では、期末テストが行われた。
しかし、生徒たちの代わりにテストを受けた親たちは、勉強について行けず全員でカンニング。
生活主任の山崎(今井健二)にことごとく見破られてしまう…




【解説】

体罰をテーマに置いた作品。
ゲスト寺田農の厳しい演技もあり、コメディ作品ではあるが、かなり重い雰囲気の作品。

岸田森が演じる幸田は、今回は森校長(中条静夫)とのコンビで活躍する。
校長親たちに今回の問題の責任をとれと詰め寄られ、校長を置き去りにして逃げたり、
直接生徒たちに謝罪してもらおうと、乗り気ではない校長を琵琶湖の湖小学校まで連れて行く。
だが、校長は言い寄る生徒たちに激怒してしまい、結局は幸田の作戦は失敗してしまう。
いかつい顔の校長を笑わせようとし続ける岸田森の演技が楽しい。




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昭和55年11月22日(土)放映


第9話「仰げば尊し我が師の恩」(最終回)


演 出倉内均高村裕脚 本佐々木守


【出演】

坂井裕一(担任・夏目三太郎)中条静夫(校長・森武士)岸田森(教頭・幸田睨)今井健二(生活主任・山崎豊)遠藤義徳(3年3組・川上杉作)
長谷川裕二(3年3組)安藤一人(3年3組)大野貴保(3年3組)土屋到(3年3組)高瀬吉安(3年3組)
小野寺嗣夫(3年3組)高橋克典(3年3組)関口雅一(3年3組)立石昌明(3年3組)上野隆盛(3年3組)
窪田尚史(3年3組)野竹俊章(3年3組)小山俊彦(3年3組)黒須泰嘉(3年3組)鈴木章弘(3年3組)
山添三千代(3年3組・神幸子)柿崎澄子(3年3組・木下孝子)富永みーな(3年3組)早瀬優香子(3年3組)河端未知(3年3組・星百合子)
長谷川純代(3年3組)井上結花子(3年3組)名川忍(3年3組)比企理恵(3年3組・花村京子)ふとがね金太(ディスクジョッキー)
林ゆたか(ラジオディレクター・大野)吉田日出子(ナレーション/エックスの声)樋口可南子(マドンナ・美川涼子)ハナ肇(PTA会長・尾崎光)陶隆司
生田智子増田康好船木浩行伊東好久沢木由里子
梅津栄(父親)長谷川弘(父親)丸林昭夫(父親)山中康司(父親)関弘子(母親)
入江若葉(母親)白川和子(母親)新橋耐子(母親)寺島信子(母親)市川夏江(母親)
脇谷透(生徒)田中美紀(生徒)石川寛樹(生徒)小田悦代(生徒)新敷浄(生徒)
山村哲夫(エックス)    


【物語】

日本海に面した小さな町にやって来た一行は、
市の重役たちに丁重にもてなされ、町の文化財である小さな城へと導かれる。
そして、城を自由に使って宿泊して良いので、自分たちの町の小学校には来ないでくれと言われる。
厄介払いされた生徒たちはがっかりするが、旅の疲れをとるために城に宿泊する事にする。
その頃、杉並八中では三年生の集会が開かれ、
残った生徒たちが25人を退学処分にしてほしいと校長(中条静夫)に申し入れしてきた。
それを知った幸田(岸田森)は、クラスメイト達を連れて説得に行く。
今まで頑として考えを変えなかった25人も、友人たちがわざわざ来てくれた事に心が揺らぐ。
25人の生徒は、相談の末、友人達の呼び掛けに応じて学校に帰ることにした。



【解説】

ついに、25人は杉並八中に帰る決心をする。
これまで学校を守るために父兄や教師が続けて来たドタバタ劇が終わる事に、
全員一抹の寂しさを覚えつつ普段の生活に帰って行く。
岸田森の演じる幸田教頭も、実は生徒たちを追いかけて日本中飛びまわるのが楽しかったと白状する。
そして、ラストでは、帰ってくる生徒たちを待ち受けて、頭を下げようとする。
それは、反省ではなく、ただ頭を下げたいという一心だった。
今回は、コメディ調の演技は少なく、生真面目で苦悩する教師の姿を演じていた。


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